北海道の旅2011 其の４

9月4日から9月14日で北海道へツーリングに行ってきました。
其の4です。

昨夜入った多和平キャンプ場はこんな感じでした。

テントは８張りほど。すきすき状態でした。もうこの季節であればこんなもんか。

起床は4時半。朝早く起きたのはこの上の展望台から朝日を見るためにです。

おお、そろそろ日の出の時間かなって待ってても一向に日はあがらない。
しばらくしたら、横の雲の隙間から顔を出しました。なんだ、もう出てたのか（＾＾；
結局、昨日の星も見えなかったし、朝日があがる所も見れなかったしちょっこし残念でした。
でも、すごく景色は綺麗でしたよ。

周りは牧場で見渡すと、ところどころに、牛がいました。キャンプ場のすぐ隣にも牛がいて、朝から草食べてる。

うーん、今日は曇りかぁ。雨降らないといいな。
と、ちょっとゆっくりして、それからテントを片付ける。

ブーツは草まみれ。
結構長い芝だな。牧草なのかな。隣では牛が草食べてるし。

荷物をバイクに積んで出発です。
とりあえず、第一の目的地は、北19号。雑誌にも紹介されている高低差のある直線道路です。手前に開陽台展望台があるのですが、階段キツイよねと思いながらパス(^^;

すごいです。本当にまっすぐ・・・ってどこ行ってもまっすぐな道なんですが、これだけの高低差がついているのはここだけなのか、雑誌で見た光景に興奮しまくり。
ガシガシ写真を撮って、次に目指すは朝ごはん。
途中、面白いものを発見。

なんか、昔こんな感じの飴なかったですか？
干草をぬれないようにビニールで巻いてあるもの（だと思う）ですが、ここだけマーブル柄。
他では黒や白の単色は見たことあったけど、後にも先にも見たのはここだけでした。

ようやく太平洋側R335にでる。昨日はご飯が残念だったので、海の幸やっほ～。
しばらく、走っていると、釧路で一緒になったチャリダーさんを追い越す。がんばれよ～

羅臼町に入ったところで9時前。よりたかった、飯屋はまだ開店前。
また、セイコマな朝ごはんになるのかと思いながら向かったのが道の駅。
おおぉ、ここは食堂やってるやん。

早速入った知床食堂。
某雑誌に載っていた黒はも丼を頼んでみる。
ついでに、サメガレイに幻のぶどうえび。

はもが黒いのは結構深いところで取れるって言ってたような・・・違ったかな（＾＾；
このあたりでは黒いそうです。
後サメガレイの刺身。皮がサメのようにざらざらしてる事からついた名前だそうです。
なんにせよ、特産品です。

幻のぶどうえび。それほどいない為、珍しい上、羅臼付近ではとってる人が一人しかいない幻のえび。全体的にぶどう色をしているのでそんな名前がついたようです。

はも丼、ふんわりとしていて、甘辛いたれがまた絶妙、うまいっす。
えびは生で、甘い感じがとってもいいし、大きめなので食べ応えもある。
満足してご馳走様。

ちょっと一服していると、ライダーさんに声をかけられた。

昨日摩周湖にいましたよね。バイク見て気になってたんですよと。
まぁ、こんなてんこ盛り荷物はそうはいないか、見たいなことを思いながらしばしお話していました。

しばらくして、追い越したチャリダーさんが追いついてきた。
宿ではバイクを見ていなかったので手を振ったとき気づかなかったそうな。

先行きますと、声をかけて出発。
次の目的地は、カムイワッカの滝の湯です。

知床峠を上り始めて、右手に野営場。そういえば反対側に熊の湯があったなとちょっと寄ってみる。

駐車場にバイクを止め橋をわったって下るとすぐに温泉。
2人ほどしか入ってませんでした。
おいちゃんに、ここ来たなら入ってかんとあかんよ、って言われたのでバイクにタオルを取りに行って入ることに。

もう一人いたおっちゃんに写真とってもらいました。
話を聞いていると、ここがこんなに空いてるのは、珍しいそうだ。

さっぱりしたところで、駐車場に戻ると、同じチャリダーさんが追いついてきた。
すごい勢いだ。
チャリダーさんにこの温泉よかったよ～って勧め、僕は峠を上り始める。
程よいワインディングが気持ちい。周りの気持ちい景色を眺めながら峠の展望台へ。

すげー、目の前にそびえる羅臼岳がものすごいです。

写真撮ってもらっていいっすか？
ってきいたお兄さんに、多和平キャンプ場にいたでしょって話しかけられ、へ？ってなった。
どうも、僕が出発するときに車で入ってきた人だったらしい。
話を聞いていると、もう何度もバイクで北海道はきているそうで、今回はお母さんを連れて北海道旅行だそうだ。親孝行ですねぇ。
途中、開陽台に寄ったんだけど熊を見たよって・・・デジカメの動画を見せてもらいました。
うはぁ、もしかしたらそこでキャンプだったんですよとか話しながら、その方は、初めて来たときは舗装されて無かったとか、羅臼岳は普段は雲掛かっていて見れないから、初めて北海道きて見れたのはラッキーだとか、いろいろ話をしてもらいました。

展望台を後にして、目指すはカムイワッカの滝の湯。
峠の途中、オホーツク海を見ながらを下っていってカムイワッカ方面に進路をとる。
まっすぐ行くとカムイワッカの滝の湯。左へそれて知床五湖。
まっすぐ行くとダートやんか！と急遽左へそれて知床五湖へ。

とりあえず、ココで話を聞くと、結構車が通っているようで、砂利は路肩によけてて道自体は固くなっていると話を聞いた。
１１ｋｍほどあるらしい。１１ｋｍ荷物てんこ盛りで辛くないか！？

まぁ　せっかく寄ったんだからと、五湖の１の湖を見に行く。
全部回ると1時間半ほど掛かるとのことだったので、15分コースに。
ある程度回ろうとすると10分ほどの説明を聞かないといけないらしい。熊がでる可能性があるので、そういったことの説明かな。僕は短いコースなので、説明はなしでOK。

１の展望台からでも十分綺麗です。
先にもいけるようだったけど、ここで引き返す。

せっかく楽しみに来たのでカムイワッカの滝の湯に向かって、ダートに突っ込んで行く。
最初は、なれないダートでひやひや、しながらはしってました。
その途中で、野生のキタキツネ発見！

バイクで近づいても、ビクッとするだけで、逃げる感じなし。
バイクを降りて、カメラ構えて近寄っていくと、ちょっとづつ逃げる。何とか撮れた感じです。
尾の先が白かったのがすごく印象的。かわいいっすよ。

バイクに乗って狐を追い越し、さらに進むと到着。
途中、少し砂利が深いところがあってすこし怖かった。

到着！まずは１の滝まで来たところ。川のお湯はかなりぬるい。
入るつもりで来たんだけど、さすがに無理か。
見上げてみると結構急勾配。
上のほうに人が見えるけど、あんなところまで上がれるのか！？

事前に調べて、沢を上る感じなのでウォーターシューズ持参。
登っている途中で落ちて大怪我をする人もいるそうなので、慎重に登っていく。
登るのは、水の流れているところ。流れていないところは滑るそうだ。

何とか登ってみると、聞いていた通り、１の滝と２の滝の間にロープ。
この上は落石のため立ち入り禁止です。

ロープより先を撮影。この先に行くともう少しお湯の温度が上がるかな。

上から下を見下ろした感じ。
めっちゃ怖い。どう降りればいいんだ（笑）
恐るおそる、滑らないか、踏ん張りが利くかを確認しながら降りました。

帰りのダートは、行きで少し慣れたのか、すいすいな（気分だけはｗ）感じでした。

ダートを抜けたところで、パラパラ雨が。

少し走ると、道路すぐ横で鹿が草食ってる。
バイクを横に止めても、我関せずで、食い続けとる（笑）
ちょっと雨降ってたけど、近くで写真取るチャンスも無いだろうとバイク降りて、写真を撮ってきました。
さすがに正面は怖いので、斜め後ろくらいからそろりそろりと（笑）
気にせず、草を食べ続けてました。

その先の知床自然センターでお土産を物色しながら雨宿り。
すでにお昼を過ぎていたので、このあたりにおいしい店ないですかってきいて教えてもらったのが、一休屋さん。鮭の親子丼が食べれるとのこと。
雨も止んでる感じだったのでカッパを着ずにスタート。

うとろの町に到着して道の駅で場所を確認。
ちょこっと行き過ぎていたのでUターンして店です。

一休屋　

鮭の親子丼はこれだ！
鮭の刺身といくらで親子丼ってのは、初めてなんだけど、すっげーうまい。
あっという間に食べちゃいました。

そろそろ、泊まるところを決めないと。
調べてあった斜里町にあるクリオネキャンプ場のライダーハウスにしようか、もう少し走ると翌日が楽なので、サロマ湖中ほどで汽車の客車で泊まれる、計呂地まで行くか。
走ってるうちに、日も傾いてきたので、さっさと近いクリオネに入ることにしました。

受付してから、のんびりしちゃうと動きたくなくなってくるので、さっさと買出しに行ってきました。

こんな雰囲気でみんなでわいわい出来る感じ。
冷蔵庫あるし、流し台完備。カセットガスがあれば、カセットコンロは使ってもよし。
結構設備が充実。
この右側階段を上がれば、寝床です。

今日のメインは秋刀魚の刺身、刺身になってたやつが無かったので刺身用をさばきました。
あとは、平貝の酒蒸し、ボイルホッキな感じです。
丸々太った秋刀魚うまそう。今年は高いみたい。
おいしく食べました。

このライダーハウスは温泉付き。宿泊者は２４時間入り放題だ。
なんだか、すごく得した気分。

この後事件が（笑）
酔って寝た方が・・・ギャーってうなされとる。
なんかとりつかれてるのかって、勢いだったよ。こえ～{{(>_<)}}

とりあえず２２時で雑談部屋に移動。
大丈夫なのかとか、そんな話題でちょっと盛り上がってました。
それにしても、酔ってあんななる人見たの初めてだってのが、全員の一致でした。

まぁ　さておいて、この近くで、めちゃめちゃ綺麗なところあるよって教えてもらって翌日のスタートはそこからに決め、０時過ぎたころに、就寝。おやすみなさい。
もう、落ち着いていました。ﾖｶｯﾀﾖ~

つづく